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社畜にふさわしい「書記」というジョブが、チートを生み出していく面白さ。
小説レビュー  |  2022.10.27 16:41
 超時空伝説研究所  |  ヒット数 : 290 (重複含む)
転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し早20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!
作家 : nineyu

男は絶望していた  使い潰され、いびられ社畜生活に疲れ気がつけば死に場所を求め樹海を歩いていた。  しかしその霧の先は異世界で転生の影響か体も若返っていた。  リスタートと思いそこで自由に暮らしたいと思うも手に入れていたスキルは前世の影響らしく気がつけば変わらない社畜生活に、、  そんな不幸な男の転機はそこから20年。  合わせて40年の社畜ジョブが遂に覚醒する!!

 「剣士」でも「魔術師」でもない「書記」というジョブ。社畜にふさわしいことこの上ないが、そのままではチートな能力など得られそうもない。

 しかし、そこをスキル構成で乗り越え、さまざまなスキルを身に着けるという成り上がりの構造が良くできていると感じた。


 ストーリーが単調にならないように、「社畜」が「社畜」たる所以である所属組織との相互依存、自立意識の欠如、主体性のなさなど、主人公の弱点をさらけ出し、自覚させることで成長への入り口が現れるようにしている。その辺りの仕掛けや心理描写が読者に飽きさせないための工夫と言えそうだ。


 社畜を卒業した書記がどこまで上り詰められるのか、応援したくなる作品である。

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