ヒーローに執着される悪党になった主人公ヒーローが悪役である僕に執着する件について
主人公はよく見ていたヒーロー漫画の中に落ちた。若干の超能力と、黒いマントに仮面という、中二病のような姿で。
落ちた漫画『スターダスト』が大好きだった彼は、現実を把握するとすぐに計画を立てる。「ここを、ヒーローのための花道にしないと」
漫画の中の女主人公『スターダーズ』の大ファンだった彼は、未来のスターダーズに様々な苦痛を与える悪者たちを、あらかじめ処理することにした。
ストーリーが進むととても強くなるメインの悪者は、まだ弱い状態。弱い悪者たちに奇襲をしかけ、処理する。
しかしすぐに思いついた。これではスターダーズが成長できない。
そう考えた主人公は、いなくなった悪者の代わりを、自分が務めることにした。その時から彼とと漫画のヒーロー、スターダーズの話が始まる。
主人公は悪行をしながらスターダーズを指名し、呼ばれたスターダーズは「一体あいつはどうしちゃったの」と言いながらも出動を続ける。
しかしそれが繰り返されると、正義を執行するヒーロー、スターダーズにも、主人公が特別な存在として記憶されるようになる。
やがてスターダーズが成長し、主人公が彼女のもとを去ろうとしたとき、この小説のタイトルが意味を持つようになる。
主人公とスターダーズの関係がどうなるのか、この小説のタイトルが何を意味するのかは、小説を読んで確認しよう。
タイトル | 作成者 | ヒット数 | いいね | 時間 |
---|