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現代ダークファンタジー。彼は世界を壊す為に動き出す。
小説紹介  |  2023.02.28 00:59
 ゆうらしあ  |  ヒット数 : 99 (重複含む)
世界に嫌われた平凡者は、世界と平和を天秤にかける〜意志は無くならない、感情は存在する
作家 : ゆうらしあ

数世紀程前、世界中のあちこちで突然身体を光らせ、身体を変化させる者が現れた。その者は、目の前にゲームの画面の様にスキルが表記され、身体を変化させた者は、進化したとされ"先行者"と言われた。 それから時は流れ、アニメやラノベが好きな陰キャ高校生七瀬颯太(ななせそうた)は、ある事で皆から、いや、世界から差別されている事があった。 "時代の遅刻者"。それは進化していない"平凡者"をバカにする蔑称であった。 颯太はクラスメイト、通行人からの罵倒、そのあまりの言い草に毎日を憂鬱に過ごしていた。 そして彼はある日、ムカついたと言う理由で鼻骨を折られ、帰り道に車に缶をぶつけたという理由で身体中の骨を砕かれた。 何事も平凡者に対して厳しい世界に、颯太は嘆く。 「ご、ごんなぜがい…なぐなっだぼゔがまじだ」 そう呟いた瞬間、 『強い意思を確認しました』 突然頭に響いたその言葉は、彼を後に世界を巻き込む騒乱の中心人物へと成り上がらせる。 彼にとって世界とは、平和とは、どのようなモノだったのだろうか? これは進化が絶対の世界で彼が考え、足掻き、世界と平和を天秤にかける。そんな物語である。 ※性描写は念の為。語彙力皆無ですが良ければ読んでいただけると嬉しいです。あと胸糞注意です。 主人公の活躍は遅めです。具体的に言えば6話ぐらいからになります。 カクヨムでも投稿中です。

他のサイトでは出してはいますが……ノベルピアで初めての投稿作品です!


★世界は平等であって平等ではない。

生まれながらにそれは神によって決定されていて、自分達はその運命を辿る事しか出来ない操り人形でしかない。

自分の運命に何度も絶望を覚えながら夜中に1人、鳴る腹を抑えながら寝る日々。外を歩けば後ろ指を指され、肩身の狭い思いをしながら日常を過ごす。

この世に神が居たとしたら、そいつは悪に染まった邪神だ。存在するのは愚かな生き物が生存した理不尽な世界、俺を欠陥品と認識する馬鹿げた世界。

俺が周りの人と違うのは、それだけでしかない。


この世は非情で。

温情という言葉とは、かけ離れた地獄に等しい世界である。

生き残る為には強さのある仮面を被り、本来の弱い自分を隠し過ごさなければならない。

さもなくば、ただの『平凡者』で弱い俺には生きて行く事さえ難しい世界なのだろうと、毎日心の底で思う。

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